Transform (日本語)
LÖVE 11.0 から使用可能 |
この型は以前のバージョンでは非対応です。 |
座標系の変換を行うオブジェクトです。
love.graphics モジュールの一部関数と座標変換用の関数は Transform オブジェクトに対応しています。
コンストラクタ
love.math.newTransform (日本語) | Transform オブジェクトの新規作成。 | 11.0 |
関数
Object:release (日本語) | Lua が参照しているオブジェクトを即時破棄します。 | 11.0 | |
Object:type (日本語) | オブジェクトの種類を文字列形式で取得します。 | ||
Object:typeOf (日本語) | オブジェクトが特定の種類かどうか確認します。 | ||
Transform:apply (日本語) | この Transform オブジェクトに指定された別の Transform オブジェクトを適用します。 | 11.0 | |
Transform:clone (日本語) | この Transform の複製を新規作成します。 | 11.0 | |
Transform:getMatrix (日本語) | この Transform に格納されている4×4の内部変換行列を取得します。 | 11.0 | |
Transform:inverse (日本語) | この Transform と逆の処理を行う Transform を新規作成します。 | 11.0 | |
Transform:inverseTransformPoint (日本語) | Transform オブジェクトの座標変換とは逆の動作を 2D 位置へ適用します。 | 11.0 | |
Transform:isAffine2DTransform (日本語) | Transform にアフィン変換 (擬似変換) が使われているか確認します。 | 11.0 | |
Transform:reset (日本語) | Transform の状態に関する情報をリセットします。 | 11.0 | |
Transform:rotate (日本語) | Transform の座標系に回転を適用します。 | 11.0 | |
Transform:scale (日本語) | Transform の座標系を尺度変更 (拡大・縮小) します。 | 11.0 | |
Transform:setMatrix (日本語) | この Transform に格納されている4×4の内部変換行列を設定します。 | 11.0 | |
Transform:setTransformation (日本語) | 座標変換の引数を指定して Transform をリセットします。 | 11.0 | |
Transform:shear (日本語) | Transform の座標系に剪断係数 (斜行) を適用します。 | 11.0 | |
Transform:transformPoint (日本語) | Transform オブジェクトの座標変換を指定された 2D 位置に適用します。 | 11.0 | |
Transform:translate (日本語) | Transform の座標系に平行移動を適用します。 | 11.0 |
列挙型
MatrixLayout (日本語) | 行列要素の配置 (列優先または行優先)。 | 11.0 |
上位型
注釈
Transform オブジェクト専用の乗算演算子 *
があります。
つまり、 result = tA * tB
の結果は result = tA:clone():apply(tB)
と同じになります。これは Transform:apply の動作で行列乗算処理への写像を行います。
*
演算子は Transform オブジェクトを新規作成します。なお、フレーム描画用コードで頻繁に使用することは推奨していません。
関連
- love.math (日本語)
- love.graphics.applyTransform (日本語)
- love.graphics.replaceTransform (日本語)
- love.graphics.draw (日本語)
- love.graphics.print (日本語)
- SpriteBatch:add (日本語)
- Text:add (日本語)
- Shader:send (日本語)