love.graphics.printf (日本語)
語句の折り返しと整列を行い、整形したテキストを描画します。
追加注意事項は love.graphics.print を参照してください。
ワードラップの制限は尺度変更、回転、それ以外の座標変換の前に適用されます。そのため、 scale 引数を変更しても一行あたりのテキスト文字数は指定されたワードラップの制限と同じになり変更されません。
version 0.9.2 以前の折り返しの実装は、空白による語句の分割および、指定された制限範囲内に上手く合わせるために後方へ配置します。この方法では実行終了後に語句間への空白追加は完了していても、実際は空白が足りません。よって、画面表示時に一部の行は与えられた制限を超過してしまい文字溢れを起こしてしまいます。この不具合は version 0.10.0 以降では修正済です。
バージョン 11.0 以前まで、配色とバイト成分における値の範囲は小数値の 0 〜 1 ではなく整数値の 0 〜 255 です。
整列が予期したとおりに動作しないことがあります! 指定された x/y 座標が、長方形の範囲で幅に制限されているときは、整列が行われなくなります。 |
非整数の位置にピクセルを描画をした場合は、テキストがぼやけて表示されます。 |
Contents
関数
概要
love.graphics.printf( text, x, y, limit, align, r, sx, sy, ox, oy, kx, ky )
引数
string text
- テキスト文字列。
number x
- x-軸座標での位置。
number y
- y-軸の座標での位置。
number limit
- この水平ピクセルの後に行を折り返す長さ。
AlignMode align ("left")
- テキストの揃え方。
返値
ありません。
関数
LÖVE 11.0 から使用可能 |
この異形は以前のバージョンでは非対応です。 |
概要
love.graphics.printf( text, font, x, y, limit, align, r, sx, sy, ox, oy, kx, ky )
引数
string text
- テキスト文字列。
Font font
- 使用する Font オブジェクト。
number x
- x-軸座標での位置。
number y
- y-軸の座標での位置。
number limit
- この水平ピクセルの後に行を折り返す長さ。
AlignMode align ("left")
- テキストの揃え方。
number r (0)
- 方向 (弧度)。
number sx (1)
- 尺度変更係数 (x-軸)。
number sy (sx)
- 尺度変更係数 (y-軸)。
number ox (0)
- 原点の支距 (x-軸)。
number oy (0)
- 原点の支距 (y-軸)。
number kx (0)
- 剪断係数 (x-軸)。
number ky (0)
- 剪断係数 (y-軸)。
返値
ありません。
関数
LÖVE 11.0 から使用可能 |
この異形は以前のバージョンでは非対応です。 |
概要
love.graphics.printf( text, transform, limit, align )
引数
string text
- テキスト文字列。
Transform transform
- Transform オブジェクト。
number limit
- この水平ピクセルの後に行を折り返す長さ。
AlignMode align ("left")
- テキストの揃え方。
返値
ありません。
関数
LÖVE 11.0 から使用可能 |
この異形は以前のバージョンでは非対応です。 |
概要
love.graphics.printf( text, font, transform, limit, align )
引数
string text
- テキスト文字列。
Font font
- 使用する Font オブジェクト。
Transform transform
- Transform オブジェクト。
number limit
- この水平ピクセルの後に行を折り返す長さ。
AlignMode align ("left")
- テキストの揃え方。
返値
ありません。
関数
LÖVE [0.10.0 から使用可能 |
この異形は以前のバージョンでは非対応です。 |
概要
love.graphics.printf( coloredtext, x, y, limit, align, angle, sx, sy, ox, oy, kx, ky )
引数
table coloredtext
- 色を有しているテーブル、および
{color1, string1, color2, string2, ...}
形式でオブジェクトへ追加する文字列。table color1
- 次回の文字列で使用する色のテーブルとして赤色、緑色、青色、およびオプションの透過成分を
{red, green, blue, alpha}
形式にて有するテーブル。 string string1
- 以前の色により指定された色を有するテキスト文字列。
table color2
- 次回の文字列で使用する色のテーブルとして赤色、緑色、青色、およびオプションの透過成分を
{red, green, blue, alpha}
形式にて有するテーブル。 string string2
- 以前の色により指定された色を有するテキスト文字列。
tables and strings ...
- 追加の色と文字列。
number x
- テキストの位置 (x-軸)。
number y
- テキストの位置 (y-軸)。
number limit
- 自動で次行への行送り処理を行うまでのピクセル単位によるテキストの最大幅。
AlignMode align
- テキストの揃え方。
number angle (0)
- 方向 (弧度)。
number sx (1)
- 尺度変更係数 (x-軸)。
number sy (sx)
- 尺度変更係数 (y-軸)。
number ox (0)
- 原点の支距 (x-軸)。
number oy (0)
- 原点の支距 (y-軸)。
number kx (0)
- 剪断 / 斜行係数 (x-軸)。
number ky (0)
- 剪断 / 斜行係数 (y-軸)。
返値
ありません。
注釈
love.graphics.setColor により設定された色はテキストの色と混合 (乗算) されます。
関数
LÖVE 11.0 から使用可能 |
この異形は以前のバージョンでは非対応です。 |
概要
love.graphics.printf( coloredtext, font, x, y, limit, align, angle, sx, sy, ox, oy, kx, ky )
引数
table coloredtext
- 色を有しているテーブル、および
{color1, string1, color2, string2, ...}
形式でオブジェクトへ追加する文字列。table color1
- 次回の文字列で使用する色のテーブルとして赤色、緑色、青色、およびオプションの透過成分を
{red, green, blue, alpha}
形式にて有するテーブル。 string string1
- 以前の色により指定された色を有するテキスト文字列。
table color2
- 次回の文字列で使用する色のテーブルとして赤色、緑色、青色、およびオプションの透過成分を
{red, green, blue, alpha}
形式にて有するテーブル。 string string2
- 以前の色により指定された色を有するテキスト文字列。
tables and strings ...
- 追加の色と文字列。
Font font
- 使用する Font オブジェクト。
number x
- x-軸座標での位置。
number y
- y-軸の座標での位置。
number limit
- この水平ピクセルの後に行を折り返す長さ。
AlignMode align ("left")
- テキストの揃え方。
number angle (0)
- 方向 (弧度)。
number sx (1)
- 尺度変更係数 (x-軸)。
number sy (sx)
- 尺度変更係数 (y-軸)。
number ox (0)
- 原点の支距 (x-軸)。
number oy (0)
- 原点の支距 (y-軸)。
number kx (0)
- 剪断係数 (x-軸)。
number ky (0)
- 剪断係数 (y-軸)。
返値
ありません。
注釈
love.graphics.setColor により設定された色はテキストの色と混合 (乗算) されます。
関数
LÖVE 11.0 から使用可能 |
この異形は以前のバージョンでは非対応です。 |
概要
love.graphics.printf( coloredtext, transform, limit, align )
引数
table coloredtext
- 色を有しているテーブル、および
{color1, string1, color2, string2, ...}
形式でオブジェクトへ追加する文字列。table color1
- 次回の文字列で使用する色のテーブルとして赤色、緑色、青色、およびオプションの透過成分を
{red, green, blue, alpha}
形式にて有するテーブル。 string string1
- 以前の色により指定された色を有するテキスト文字列。
table color2
- 次回の文字列で使用する色のテーブルとして赤色、緑色、青色、およびオプションの透過成分を
{red, green, blue, alpha}
形式にて有するテーブル。 string string2
- 以前の色により指定された色を有するテキスト文字列。
tables and strings ...
- 追加の色と文字列。
Transform transform
- Transform オブジェクト。
number limit
- この水平ピクセルの後に行を折り返す長さ。
AlignMode align ("left")
- テキストの揃え方。
返値
ありません。
注釈
love.graphics.setColor により設定された色はテキストの色と混合 (乗算) されます。
関数
LÖVE 11.0 から使用可能 |
この異形は以前のバージョンでは非対応です。 |
概要
love.graphics.printf( coloredtext, font, transform, limit, align )
引数
table coloredtext
- 色を有しているテーブル、および
{color1, string1, color2, string2, ...}
形式でオブジェクトへ追加する文字列。table color1
- 次回の文字列で使用する色のテーブルとして赤色、緑色、青色、およびオプションの透過成分を
{red, green, blue, alpha}
形式にて有するテーブル。 string string1
- 以前の色により指定された色を有するテキスト文字列。
table color2
- 次回の文字列で使用する色のテーブルとして赤色、緑色、青色、およびオプションの透過成分を
{red, green, blue, alpha}
形式にて有するテーブル。 string string2
- 以前の色により指定された色を有するテキスト文字列。
tables and strings ...
- 追加の色と文字列。
Font font
- 使用する Font オブジェクト。
Transform transform
- Transform オブジェクト。
number limit
- この水平ピクセルの後に行を折り返す長さ。
AlignMode align ("left")
- テキストの揃え方。
返値
ありません。
注釈
love.graphics.setColor により設定された色はテキストの色と混合 (乗算) されます。
用例
水平方向への制限を 125 にしてテキストを右揃えで画面へ描画します。
love.graphics.printf("This text is aligned right, and wraps when it gets too big.", 25, 25, 125, "right")
日本語の表示方法(ファイルの文字コードはUTF-8です):
function love.load()
-- 日本語フォントの指定 (ここでは IPAexフォント (Ver.003.01) を使用しています: http://ipafont.ipa.go.jp/)
-- LOVE でフォントを使用する場合は必ずフォントオブジェクトを作成してください。
font = love.graphics.newFont("ipaexm.ttf", 18) -- IPAex明朝(Ver.003.01)
love.graphics.setFont(font)
end
-- サンプルテキストは野口雨情(1882生~1945没)『大利根八十里を溯る』の関東の耶馬渓より引用。
-- 作家別作品リスト:No.286 (青空文庫)
-- http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person286.html
--
function love.draw()
love.graphics.printf("ここと銚子とは 五十里もあろに 水は寝ないで 流れてく", 100, 200)
end
-- 参考:
-- printf で禁則処理(日中韓)が正常に行われない不具合について (回避方法は禁則処理ルーチンを組むかデータ側で対応する以外はありません)
--
-- Word wrap for CJK should not put punctuation at the front of a line
-- https://bitbucket.org/rude/love/issues/1154/word-wrap-for-cjk-should-not-put
注釈
注意点として 引数 limit はテキストの'中'および左'揃えの位置に影響します。
love.graphics.printf("This text is aligned center", 100, 100, 200, "center") -- テキストを x = 200/2 + 100 = 200 の中央へ
love.graphics.printf("This text is aligned right" , 100, 100, 200, "right") -- x = 100 + 200 = 300 へ右揃え
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