love.window.toPixels (日本語)

LÖVE 0.9.2 から使用可能
この関数は以前のバージョンでは非対応です。

数値を密度非依存単位からピクセルへ変換します。

ウインドウ内でピクセル密度はウィンドウの "寸法" より大きい (またはより小さい) 場合があります。 例えば Mac OS X において Retina スクリーン上で highdpi window フラグが有効化されているならば、ウィンドウは 800x600 のウィンドウと物理的な同一寸法を受け入れることはできますが、ウィンドウ内の領域は 1600x1200 ピクセルを使用します。その場合において love.window.toPixels(800) は 1600 を返します。

これは利用者が画面上で表示すると思われる寸法からピクセルへ座標を変換するために使用されます。 love.window.fromPixels は逆の動作をします。 highdpi window は OS X において Retina スクリーンで全ピクセル密度を使用できるようにする必要があります。 このフラグは現在 Windows と Linux では何も処理を行いませんが、 Android では実質的に常時有効です。

ほとんどの LÖVE 関数における返値の値および引数は密度非依存単位ではなくピクセルの点を想定しています。

関数

概要

pixelvalue = love.window.toPixels( value )

引数

number value
ピクセルから密度非依存単位へ変換するための数値。

返値

number pixelvalue
ピクセル単位での、変換された数値。

関数

概要

px, py = love.window.toPixels( x, y )

引数

number x
密度非依存単位からピクセルへ変換するための X 軸の座標値。
number y
密度非依存単位からピクセルへ変換するための Y 軸の座標値。

返値

number px
ピクセル単位での、変換された X 軸の座標値。
number py
ピクセル単位での、変換された Y 軸の座標値。

注釈

love.graphics.getWidth, love.graphics.getHeight, love.mouse.getPosition, mouse イベント, love.touch.getPosition, および touch イベントは常にピクセル単位換算です。

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