MiniFS (日本語)


MiniFS は容易なファイルシステム関数の呼び出しのために開発された小粒ですが強力なモジュールです。使いやすい API を構成するために LuaFileSystem, Lua 標準入出力モジュールおよび標準的なオペレーティングシステムのモジュールを使用しています。

MiniFS は MoonScript で記述されており、その言語は Lua へコンパイルします。 MoonScript を自作の Lua プログラムへ組み込みたくない場合は、レポジトリにコンパイル済みのものがあります。

MiniFS は GitLab から入手できます。 [1]モジュールの説明書を参照できます。 LuaRocks を経由して導入することもできます。

用例

Moonscript

fs = require("minifs")
print(fs.system(true)) -- オペレーティングシステムの表示。
fs.mkdir("test")
fs.write("test/test.txt", "Hello") -- ファイルハンドルを使用せずにファイルへ一行書き込みます。
fs.mkdir("test/test2")
fs.move("test/test.txt", "test/test2/test.txt")
fs.usetmp((path) ->
    -- 関数終了時に削除される一時ファイルのパスです。
    print(path)
)
fs.rmdir("test", true) -- 再帰を使用して削除します。

Lua

fs = require("minifs")
print(fs.system(true)) -- オペレーティングシステムの表示。
fs.mkdir("test")
fs.write("test/test.txt", "Hello") -- ファイルハンドルを使用せずにファイルへ一行書き込みます。
fs.mkdir("test/test2")
fs.move("test/test.txt", "test/test2/test.txt")
fs.usetmp(function(path)
    -- 関数終了時に削除される一時ファイルのパスです。
    print(path)
end)
fs.rmdir("test", true) -- 再帰を使用して削除します。