love.textinput (日本語)
LÖVE 0.9.0 から使用可能 |
この関数は以前のバージョンでは非対応です。 |
利用者によりテキストが入力されたときに呼ばれます。例えば、米国英語配列のキーボードで [Shift]+[2] を押すと、 "@" のテキストが生成されます。
関数
概要
love.textinput( text )
返値
ありません。
注釈
Lua は UTF-8 でエンコードされた Unicode テキストを正確かつ良好に文字列として記憶できますが、 Lua の文字列ライブラリにおいて多くの関数はテキストを要求通りに処理できません。例えば、 #text (および string.len(text)) は Unicode 文字数ではなく、文字列のバイト数を返します。Lua wiki および Lua 開発者によるプレゼンテーション には、より詳細な解説と、いくつかの小技があります。 utf8 ライブラリは UTF-8 で符号化された Unicode テキストを操作するために使用することができます(この関数にて指定された text 引数と同じです)。
Android および iOS において、 textinput は標準で無効にされています。有効にするには love.keyboard.setTextInput を呼び出します。
用例
利用者が書いたテキストの記録及び表示をします。
function love.load()
text = "Type away! -- "
end
function love.textinput(t)
text = text .. t
end
function love.draw()
love.graphics.printf(text, 0, 0, love.graphics.getWidth())
end
利用者が書いたテキストの表示、およびバックスペースが押されたときにテキストを消去します。
local utf8 = require("utf8")
function love.load()
text = "Type away! -- "
-- バックスペースを押し下げたままにして love.keypressed の複数回発生させるためにキーリピートを有効にします。
love.keyboard.setKeyRepeat(true)
end
function love.textinput(t)
text = text .. t
end
function love.keypressed(key)
if key == "backspace" then
-- 文字列にある最後の UTF-8 文字のオフセット・バイトを取得します。
local byteoffset = utf8.offset(text, -1)
if byteoffset then
-- 最後の UTF-8 文字を削除します。
-- string.sub は UTF-8 文字 ではなくバイトで操作を行うため string.sub(text, 1, -2) を使用することはできません。
text = string.sub(text, 1, byteoffset - 1)
end
end
end
function love.draw()
love.graphics.printf(text, 0, 0, love.graphics.getWidth())
end
関連
- love (日本語)
- love.keypressed (日本語)
- love.keyboard.setTextInput (日本語)
- love.keyboard.hasTextInput (日本語)
- utf8 (日本語)