Getting Started (日本語)
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LÖVE の入手
最新版の LÖVE をウェブサイトからダウンロードして、インストールしてください。 Windows において LÖVE をインストールしたくない場合は、 .zip 形式で圧縮された実行可能形式をダウンロードしてから任意の場所へ展開してください。
どのバージョンの LÖVE がインストールされているか知るには、下記のコマンドを実行してください:
love --version
ゲームの作成
最小のゲームを作成するには、フォルダを任意の場所へ作成して、お好きなテキストエディタで開いてください。 Sublime Text は全てのオペレーティング・システムに対して非常によいものであり、標準で Lua 言語への対応機能が組み込まれています。作成済みのフォルダへ新規ファイルの作成を行い、 main.lua
の名前を付けて、下記のコードをファイルへ記述してから、保存してください。
function love.draw()
love.graphics.print("Hello World", 400, 300)
end
ゲームの実行
LÖVE は二種類の方法でゲームを起動することができます:
- main.lua ファイルのあるフォルダーから。
- .love ファイルの最上位(別名ルート)ディレクトリ内にある main.lua ファイルから。
.love ファイルの作成方法は Game Distribution を参照してください。
Windows
ZeroBrane Studio, Sublime Text 2, Notepad++, および SciTE はコード・エディタからゲームを起動することができます。
それ以外に、ゲームを実行する最も簡単な方法は love.exe ファイルまたは love.exe ショートカットのいずれかへフォルダをドラッグすることです。 main.lua
ファイルではなく、 main.lua
のあるフォルダをドラッグするということを忘れないでください。
コマンドラインからでもゲームを起動することができます:
"C:\Program Files\LOVE\love.exe" "C:\games\mygame"
"C:\Program Files\LOVE\love.exe" "C:\games\packagedgame.love"
単に love.exe のショートカットを作成をしてショートカットを右クリック、次に"プロパティ(R)"を選択してからショートカットに対する"リンク先(T)"にあるボックスへ希望するコマンドラインを記述してください。
Windows では、print
呼び出しの結果を参照できるようにするために、ウィンドウにコンソールを接続する特別なコマンドライン・オプションがあります (conf.lua にて t.console=true
を設定するのと等価です):
"C:\Program Files\LOVE\love.exe" --console
Linux
Linux では、どちらのコマンドラインを使用することができます:
love /home/path/to/gamedir/
love /home/path/to/packagedgame.love
LÖVE がシステム全体にインストールされている場合は、ファイル・マネージャーから .love ファイルをダブルクリックすることでもゲームを起動できます。
Mac OS X
Mac OS X では、フォルダまたは .love を love アプリケーション・バンドルへドロップすることができます。 Mac ターミナル (コマンドライン)では、このように使用できます (アプリケーションのディレクトリへインストールされていると仮定します):
open -n -a love "~/path/to/mygame"
しかし、上記の方法ではターミナルのウィンドウへ表示されたテキストを出力しません。出力を行うには、アプリケーション・バンドル内部にある love バイナリを直接実行する必要があります:
/Applications/love.app/Contents/MacOS/love ~/path/to/mygame
~/.bash_profile
へエイリアスを追加して love
を使用する場合はターミナル・セッションにてエイリアスを設定することができます。
ファイルを開きます
open -a TextEdit ~/.bash_profile
下記のコマンドを実行します
touch ~/.bash_profile
最初に、まだファイルが存在しない場合です。
次に下記のコードを貼り付けてファイルを保存してください:
# alias to love
alias love="/Applications/love.app/Contents/MacOS/love"
今後は Linux および Windows と同様にコマンドラインから love を呼び出すことができるようになります:
love "~/path/to/mygame"
Android
LOVE アプリを Google Playストアまたは別の配布元からインストールしている場合に限り、次の方法で動作します:
- 方法1 main.lua が /sdcard/lovegame/main.lua で検出されるようにするためにゲームフォルダーを /sdcard/lovegame へ転送します。その後にアプリを実行します。
- 方法2 ゲームの .love ファイルをデバイスへ転送してからクリックします。大抵のファイル管理ソフトは LOVE アプリ使用して .love アプリを動作させます。それができない場合は ES ファイルエクスプローラーや Duo FM など関連付け指定できるファイルマネージャーをインストールすることで動かせるようになります。 Dropbox を使用する場合は、それを .love ファイルを開くために使用することができます。
訳注: この方法を応用することで Android スマートフォンまたはタブレット単体でゲームの開発を行うことができます。ただし、パソコンでの開発と異なり、画面解像度の制約、および開発に使用するアプリの切り替え操作は煩雑になるため、作業効率は著しく悪いことを付け加えておきます。
iOS
iOS で LÖVE 実行するためには、まずコンパイルとインストールが必要です。この作業を行うには、 Mac OS X, Xcode 7 以降、そしてホームページからダウンロード可能な LÖVE の iOS 版ソースコードが必要です。
include
およびlibraries
フォルダにlove/platform/xcode/ios
フォルダが存在しない場合は、それらをダウンロードしてから対象フォルダへ導入してください。そのファイルには LÖVE で使用されているサードパーティーに依存するライブラリが同梱されています。
love/platform/xcode/love.xcodeproj
にある Xcode プロジェクトを開いて、ウィンドウの上部にあるドロップダウンメニューからlove-ios
ターゲットを選択します。
- 実行効率をもっと良くするためにビルド構成をデバッグからリリースへ変更したい場合は、同じドロップダウンの選択から "スキームの編集..." メニューを開きます。
- 右方前にあるドロップダウンから iOS シミュレーターまたは接続済みの iOS デバイスを選択して、左方の「ビルドと実行ボタン ▶︎ 」をクリックすることで コンパイル後に対象デバイスへ LÖVE がインストールされます。
iOS 版の LÖVE にはインストール済みゲームの簡素な一覧表示インタフェースが組み込まれています (配布用に .love をヒューズ化するまで使用できます)。
- LÖVE のインストール後に iOS シミュレータへ .love ファイルを導入するには、ウィンドウを開いている時に iOS シミュレータのウインドウへファイルをドラッグしてください。まだ実行していない場合は、 LÖVE を起動します。新たにゲームを表示するために別のゲームを現在実行中の場合は LÖVE を終了する必要がある場合があります (iOS シミュレーターのアプリの切り替えメニューを開くには Shift-Command-H を二回打鍵してください)。
- LÖVE のインストール後に iOS デバイスへ .love ファイルまたはゲームのフォルダを導入するには、 Safari でダウンロード、またはデバイス接続時にコンピューターから iTunes を経由して転送できます。 iTunes を開き、 LÖVE をインストールした iOS デバイスへ移動し、 ‘アプリ’ の項目へ移動、および下方へスクロールしてLÖVE を見つけ出してから、 LÖVE の書類項目へ .love ファイルあるいはゲームフォルダーを追加します。
iOS 版での LÖVE ゲームのヒューズ化作成および配布方法に関してはGame Distribution を参照してください。
次の段階
- Tutorial:Callback_Functions は LOVE ゲームの基本構造に関する講義です。
- Category:Tutorials は次に理解する教本です。
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